お金儲けに
長けた人が
もてはやされる
時代だ


そんな時代と
格闘し
そんな風潮を
笑い飛ばしたい


コンテンツなんて
言葉は
くそくらえだ


映画は
楽しいから
見るし


歓びを
得るために
作るのだ





  - 鈴木敏夫


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縁があって
スタジオジブリの
鈴木敏夫さんと
対談させて
いただいた


まるで
トトロの
映画中に
そのまま出て
こられても
おかしくない
とても
親しみのわく
暖かい
風貌とキャラ
だった


僕は鈴木さんの
著書
映画道楽の
帯にかかれた

ある種
資本主義を
けとばすような
威勢のいい
言葉が
大好きだ



ビジネスは
ほっておくと
拡大路線を
とりやすい


世の中は
M&Aが
一時期の
ルーズソックス
のように
大流行


やれ
シナジーだ
やれ
コスト削減だ


その
うちに
知らず
知らず



なぜ
仕事を始めたのか
人はそのことを
徐々に
忘れていく


悪魔に魂を
売っては
ならない


大きく
ならなくても
大丈夫


たとえ
なくなってしまっても
それも
いいではないか


存在や
拡大することが
目的化した時点で


本来
求めていた
ものから
遠ざかって
いく





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