私は
情けにもろいほでは
ないけれど
ロックフェラー・センターの
クリスマスツリーの
下に立っている
彼女を見た時
思わず
涙がこみあげてきた


彼女はもう
若くなかった


若いどころか
もうかなり
年をとっていた


それでも
はじめて見る
何か不思議なものを
発見した
子供のように


その目は
驚きと
好奇心にあふれ


ツリーのてっぺんに
飾られた
☆にみとれていた




- Julie Salamon
                  

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親が映画好きだったので

まだ僕が小さい頃から

よく映画を見に

連れていってもらった

今でも この季節に

なると思いだすのが

クリスマスキャロル

。。。。。。。

スクルージという

それは やな

おやじが

登場して

子供心に

なんて やな

じじいだ

と思っていたら

3人の死神みたいな

あの 顔のない

でっかい かまもった

やつ

あいつらも

恐いよね

。。。。

そいつらに

過去 現在

未来 と

旅に連れていかれる

。。。。。。。

その時に

そんな旅の仕方も

あるもんだと

気がついた

。。。。。。

スクルージも

自分のあほさに

さすがに気がついて

最後には

とても いいやつに

なるんだけど

。。。。。。

学校の授業や

宗教や

えらそうなアドバイス

なんかよりも

映画や

ちょっとした

風景が

たくさんのことを

教えてくれることも

ある

。。。。。。

子供には

何かを

見抜ける

力が

備わっているんだ





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